ひきこもり体験談

ひきこもり体験談 N.Nさん

1.あなたが、ひきこもっていた期間は、どのくらいですか?

 10年くらいはどこも所属していなかったと思います。

2.ひきこもっていた時は、何をしていましたか?

 家族と会話はしてましたが、段々イライラも増していきました。

 テレビを見たり、図書館へ行って本を借りて読んだり、
 必要な時は、買い物へ行ったりして過ごしていました。

3.どのような出来事または支援が、ひきこもりから脱出するきっかけとなりましたか?

 三家クリニックのデイケアに参加をすすめられて、
 行くことができたことや、ケースワーカーの方との面接は
 大きいきっかけだったと思います。

4.ひきこもりから脱出してから、どのような生活をしていますか?

 午前中は自分のペースで過ごし、
 午後は仕事に行っています。

5.引きこもっている際、ご家族や支援者にもっとこうして欲しかったと思う事はありますか?

 仕事の話をされるとやはりストレスに感じていました。
 人と比べられるのも辛かったです。

6.今後の希望を教えてください。

 毎日を楽しく過ごしたいです。

ひきこもり体験談 T.Kさん

1.あなたが、ひきこもっていた年齢はおいくつからおいくつまでですか?

 15-22歳

2.ひきこもるきっかけは何でしたか?

 部活でもめた。

3.ひきこもっていた時は、何をしていましたか?

 ゲーム、PC

4.どのような出来事または支援が、ひきこもりから脱出するきっかけとなりましたか?

 ひきこもりの支援団体のところに行ったが、そのときはただ鬱陶しかった。
 
 役に立たず、統合失調症の発病で入院したことがきっかけ。

5.現在どのような生活をしていますか?また心境の変化はありましたか?

 企業実習に行っています。

6.ひきこもっている際、ご家族や支援者にもっとこうして欲しかったと思う事はありますか?
 
 特にありません。

7.今後の希望や目標を教えてください。

 生きていければそれでいい。

8.最後に、現在、ひきこもっておられる方にメッセージをお願いします。

 いずれ外に出たくなります。
 その時がきたら、意固地にならず
 流れに身を任せてください。

ひきこもり体験談 Y.Sさん

1.あなたが、ひきこもっていた年齢はおいくつからおいくつまでですか?

  13.14歳の頃の登校拒否から、15.16歳で本格的に
  ひきこもる事に。
  
  24歳で通信の高校にもどるまで続いた。

  しかし、精神疾患などがのこり、また自由に外や行ける場も
  会える人も限られていた。

2.ひきこもるきっかけは何でしたか?

  家での出来事が学校などに影響し、全てうまくいかなくなる。
  
  自己の価値のなさと、周りの変わらなさ、
  変えられなすぎて、安心できる場と存在をなくした。

3.ひきこもっていた時は、何をしていましたか?

  ① 基本→やる気がなく寝てる

  ②→疾患とのたたかい(24時間)

  ③→生産したいがためにイラストの練習を、
    5年後の自分のためにはじめる(人にもどれる時間だった)

  ④→③のための参考に、月1回できれば出かけていた。

  ⑤→自己分析

4.どのような出来事または支援が、ひきこもりから脱出するきっかけとなりましたか?

  ① 何もかわりそうに、動きそうにない親をみて、
    この人達だと助けてもらえないと感じ始め、こわくなった。

  ② 1.で書いた、24歳~の通信の高校での
    人達を見て感じたこと。

     ③ ①によて生まれたもう一人の自分が動き出した。

  ④ くぎりをつけられる、あるいは自分の想像をこえる事との
    出会いによって、心臓が動き出した。

  番外:少しずつ責任感をもたせ、本当の自分を感じてくと、
      人の生き方と本当が見えてきた。

  番外:自分の思ってた自由は自由じゃなく、
      自分の思ってたその先に
      もと広い本当の自由に気づけた。
      たとえ、勘違いや嘘だとしても1度見たことは力になる。

5.現在どのような生活をしていますか?また心境の変化はありましたか?

  ・主に心理学の勉強

  ・↑により、体験談の講演、支援がゆるされた。

  ・イラストレーターとしての自分

  ・自分をかけて(信じて)動く、そうしないとはじまらない。

6.ひきこもっている際、ご家族や支援者にもっとこうして欲しかったと思う事はありますか?

  ・自分がナゼひきこもらざるをえなかったかの、
   親なりの考察の継続と見解の表現。
   (何もしないのは親も当事者も「死」だ)

  ・自分がイヤがっていることの排除、両親の意思統一と平等性

  ・上記からの「安心してひきこもれる場」としての家、
   それが安定につながっていったはずだから。

  ・自分の状態、状況の親の理解のスピード

  ・早い支援者、第3者とのつながり
   (私は、ひきこもり時は一人だけで戦っていた)

  ・焦るのはよくないとしても、本人の社会復帰へのスピード感、
   前進感はほしい。
   やれる事、やりたい事があってもやれない、できないと
   その「間」が再び病理となってしまうから。

7.今後の希望や目標を教えてください。

  ・誰かの中で1番になること。
   (こんな自分でも誰かの、
    できれば自分の望む人の中でそうなれるのか)

  ・自分をかけて行動し、表現したい、
   自分がかかわった笑顔を見る事。

  ・唯一無二の存在になる、自由になる。

  ・支援してもらってる側から、支援できる側へ。
   新しい動き、今までにないものを生みたい。

8.最後に、現在、ひきこもっておられる方にメッセージをお願いします。

  ① 私が向き合って、すこし生きる事を
    楽にできるようにします。
    そのために勉強、分析をします。

  ② 人を大切に思ったり、自分の事を大切に思ってもらえる
    幸せを感じられる時がきてほしい。

  ③ あなたの今は、今しかない、だから今のあなたになった、
    あなたに自分はよりそいたい。

  ④ 苦しみの中でも、この世界で生きてきたあなたや、
    その人たちの話は、まだそれを経験した事のない
    人にとって、重要な経験です。
    「未来の体験」というのだそうです。
    だから、今の気持ちをしっかり覚えていて、
    私や、支援する人にいつかあなたの声で、
    伝えてほしいです。
  
 

ひきこもり体験談 ドラえもん

1.あなたが、ひきこもっていた年齢はおいくつからおいくつまでですか

  11~21歳くらいまで
  (学校には行っていたが、それ以外の時間は自宅にいた)

2.ひきこもるきっかけは何でしたか?

  学校のクラスメイト達との関係がよくなく、
  一部の生徒からいじめを受けていた。

3.ひきこもっていたときは、何をしていましたか?

  家からまったく出ず、一人でテレビを見たり、ゲームをしたり、
  とにかく一人で時間をつぶしていた。

4.どのような出来事または支援が、ひきこもりから脱出するきっかけとなりましたか?

  通っているクリニックのデイケアに参加したのが、外に出たきっかけ。

5.現在どのよいな生活をしていますか?
  また心境の変化はありましたか?


  毎週、大学に通い、デイケアにも行ってます。
  健康のために、ウォーキングも始めました。
  自分で何とかしたいと思って、小説を書いています。

6.ひきこもっている際、ご家族や支援者にもっとこうして欲しかったと思うことはありますか?

  家族には、そっとしておいてほしいと思っていました。

7.今後の希望や目標を教えてください。

  単純な目標ですが、今よりもっと外にでるようになりたいです。

8.最後に、現在ひきこもっておられる方にメッセージをお願いします。

  ひきこもっていても、ちょっとしたきっかけで、
  外に出ることができるんです。
ギャラリー